知床滝巡り!遊覧船は超オススメ
知床は羅臼方面(南の方)からウトロ方面(北の方)へ知床横断道路を走って回りました。その様子をご紹介!
知床について
地形
北海道道東に位置して世界自然遺産に登録され殆ど手付かずの自然が残っています。
全長70km。北米プレートと太平洋プレートがぶつかり合い、火山活動が始まり中心部には羅臼岳など1500m級の山々連なります。
火山なので上質な温泉が至る所に湧き出ています。
海底火山由来のため、柔らかく雨、風、波による侵食を受けやすいくなっています。
一部の硬い岩が残り海岸線は面白い形の岩が無数にあります。
ウトロ側では噴出した硬い溶岩が海岸線までやって来て固まり、崖になっています。
気候
羅臼側(南)とウトロ側(北)で気候は全く異なり、羅臼では曇天でもウトロでは快晴ということがよくあるそうです。私が行った日もそうでした。
冬の羅臼の気温は流氷が覆い尽くす厳しい寒さのウトロ側に比べて高いという違いもあります。
自然
知床は流氷がやって来れる最南端に位置しています。流氷がやってくると海水が凍り塩分密度の濃い海水が沈みます。その影響で殆ど栄養が使われていない深層の海水が表面まで上がって来て春になるとプランクトンが大繁殖します。それによりコンブ、ホッケ、ミンククジラ、ゴマフアザラシ、更には鳥のハシボソミズナギドリやケイマフリ、ウミウなどがやって来て豊かな海を作り出しています。
川にはサケやマスがいて初夏にはたくさん釣れるようになります。宿泊した民宿では豪華な樺太マスを頂きました。
知床峠
国道334号線。南側の羅臼(らうす)から北側のウトロへと移動する途中にある知床峠。
晴れると間近に知床連山が見えるのでしょうが……
何も見えません。これはこれで味がある景色です。
夏は羅臼は天気が悪く、ウトロは天気が良いのです。そのことを知っていたのでそこまで残念には思いませんでした。
向こうには北方領土があるらしい
そんなわけで長居する必要もなく道を下っていくと5分もしないうちにこんなに晴れてしまいました。
羅臼岳が綺麗です。霧が右のほうから左のほうへ少しだけ流れて行きます。でも峠の霧は一向に晴れないのは不思議です。
知床五湖
分岐を右に曲がりしばらく車を走らせると知床五胡に到着。
この日は熊が出たので有料のガイド付きで回れる遊歩道は封鎖されてました。知床五胡は早い時間に回ってしまうのが良いかもしれませんね。
無料の遊歩道は行けるのでちょっとお散歩。駐車場は500円くらいします。
こんな感じの丘になってて…
遊歩道を歩ききると知床五湖の一つ、「一湖」が見えます。
右から羅臼岳(1660m)、三つ峰(1509m)、サシルイ岳(1564m)、オッカバケ岳(1462m)、知円別岳(1544m)、一番左が硫黄山(1562m)です。
写真スポットになっています。
カムイワッカの滝
知床五湖から30ほど砂利道を走るとカムイワッカの滝に着きます。ピーク時など一般車が立ち入り禁止になる時があるのでご注意を。
道はすれ違いめちゃめちゃ走りにくいということはありませんでした。
ここの滝は流れる水が温泉になっています。ちょっとぬる湯で温かいです。舐めると酸っぱくてかなり強烈な酸性のお湯です。
そのため「カムイワッカの湯の滝」とも言われています。
サンダルに履き変え、熊が出るのを注意しながら滝を登ります。
滝といってもこれくらいの角度なので転ばないように注意するくらいで大丈夫。
5分ほど登ると行き止まりに。
少し戻ると滝つぼがあってそこで入浴してみました。これぞ掛け流し天然露天風呂!
木や藻類か忘れましたがちょこちょこあってくすぐったかったです笑
知床遊覧船
カムイワッカの湯の滝から60分弱、ウトロの道の駅まで行きました。知床遊覧船「おーろら」に乗船です。
港に車を止めると駐車料金を取られてしまうので徒歩3分ほど離れてますが道の駅に車を停めます(ケチ)。
ここがチケット売り場。知床岬まで6500円。
夏は1日2便あって10:00-13:45と14:15-18:00。今回は14:15の便。
時間があるなら硫黄山航路じゃなくて知床岬航路がオススメです!
色々な会社が遊覧船をやってますがここが最安値かも知れません。
https://www.ms-aurora.com/shiretoko/prices/
どうでもいいですが、写真の奥にある岩の名前はオロンコ岩です。
船と石碑
今回は「おーろら2」に乗船。
乗船して間も無く現れるのがフレペの滝。
影になって見にくいですが…
お次は湯の華の滝。こちらも影になっちゃっています。
羅臼岳が見える!
さっき行って来たカムイワッカの滝。幅が広いですね〜
船はこんな感じで海岸に近づいたら遠ざかったりするので全体を見たり近くを見たりと色々楽しめます。
因みに色々写真とっても後で訳わかんなくならない方法がこちらです。写真を見て「ああ、これはオーバーハングかぁ」と思い出しやすくなります。
途中には知床岬航路じゃないと見られないカシュニの滝!
この滝を見るためだけに乗船しても良いくらいに素敵な滝でした。綺麗な姿で直接海に落ちるとはなんとも素晴らしい、珍しい。
奥に見えるのは知床岳です。
いよいよ知床岬です。
知床岬灯台がちょこんと見えます(一つ目の段々になっているところ)。
後ろを振り返るとこんな感じ
知床岬視察証明なるものも配られました。
船は帰りも海岸に近づいたら離れたりを繰り返しながらゆっくりウトロへ戻っていきます(疲れて寝ていましたが…)
おーろら2
それでは最後に船内の様子を少し紹介。
外を見ながらソファーでゆったりできます。
帰りは眠すぎてゴロンと寝てしまいました(良くない)。
何故か世界地図があったり…
しかも珍しいことに主要な鉄道路線が書かれているんですよ。シベリア鉄道とか。こう言うの欲しいなーなんて思います。
知床にはいろんな熊がいるみたいです。
オスの「イケメン」君やメスの「ワッキモ」ちゃん。
この二頭が子供産んだらイケメンが産まれるのか、キモいのが産まれるのか笑
オシンコシンの滝
この滝は道の駅から斜里方面に行く途中にあるのでサクッと見ることができます。近くに駐車場もあるので観賞難易度は低めです。
よく見えるところまで行くとこんな感じ。水しぶきが凄いです。圧倒される水量でもう少し見ていたかったのですが日没後なので比較的すぐに退散しました。
まとめ
ザクッとですが知床の美味しいところを1日で全部回れました。回れます。
羅臼の宿「モシリバ」を9時過ぎに出発。羅臼の熊の湯にザバッと入り、 知床峠へ。
遊覧船の時間に間に合うように知床五湖とカムイワッカを巡りました。
乗船時刻15分前に道の駅に到着とギリギリなのは反省点ですが、それぞれのところである程度の時間をかける事が出来ました。
知床五湖をちゃんとは見られていませんし、羅臼岳は勿論、羅臼湖や相泊温泉、冬の流氷ウォーなど見所はまだまだあるので次に来た時の宿題にしておきましょう。
極上の川北温泉、羅臼温泉
標津(しべつ)と羅臼(らうす)にある無料の極上温泉に入ってきました2017/7/19
川北温泉
この温泉はノーチェックでしたが、2人の友人から「行ってみ」と連絡が来たので急遽行くことに笑
宿の朝食前に早起きして行って来ました。
国道244号を内陸へ向けて走っていくと橋がある手前で左に砂利道が現れます。
ここからおよそ15分。道が狭いので車が結構汚れました。
この道路、2016年8月の集中豪雨で通行止めになっていましたが2017年7月中旬に解除されたようです。
僕が行ったのは7/19なのでオープン直後ですね。
ここの温泉、熊が出るようで気をつけようがありませんが気をつけないといけません。
ぼろっちい脱衣所。
昔は混浴だったらしいけど男女別になってしまったよう…。なんでもかんでも別々で混浴温泉文化が失われていきますね。
それはともかくとして…
肝心の風呂場。撮影してもいいですかと聞くと「いいよいいよ」と行ってくださいました。
早朝6時台ですが眠れなくなったおじいちゃんが2人入っていました。
乳白色のアッツアツの湯。飲泉も出来ます。味が思い出せ
なんだ、この開放ぶりはという感じです。
羅臼温泉
川北温泉に比べメジャーどころの温泉です。
熊の湯。近くに熊が出た事、上流に熊越の滝があることがその名の由来と書かれています。
川の向こう岸に渡ります。
向こうには温泉の水蒸気が!!
硫黄のいい匂いです。
左に折れて更に橋を渡って行くと…
温泉が現れます。
手前が女湯、奥が男湯。
男湯は丸見えですね。
この温泉に入る時に非常に重要なのがこれ。
かけ湯しないとおじいちゃんに怒られます。たっぷりとお尻の穴まで洗いましょう。(本当に尻の穴まで洗えとおっしゃってました)
僕は頭からかぶり湯を10回ほどやっていたので無問題でした。
ご覧の通り注意書きが沢山です。
「注意書きを読め。読む余裕のない奴は帰れ」
「2,3人が熱いというくらいなら薄めるな」
「温泉は体に良いから飲め」
「掃除の時間に来た場合は手伝え。手伝えない奴は帰れ」
うーむ。なかなか面白いです。手伝えってのはなんかなぁと思いますが、ある温泉旅館に泊まっている時に露天風呂が使えなくなって
宿の方が一生懸命復旧作業しているのを見ていたら手伝いたくなったのを思い出しました。
入浴料は無料なのですが募金箱は置いてあります。いい温泉でしたので共同浴場並みの金額(300円)を寄付して来ました。
道東の穴場スポット野付半島!トドワラ見るなら今のうち
道東に釣り針のような形をした変な形の半島があります。野付半島です。若干目立つのに知らない人も案外多いこの場所。
爽快な気分にも、ちょぴりさびしい気分にもなれる野付半島・トドワラを紹介します。
野付半島とは
野付半島は道東の果て、知床と根室の真ん中あたりにちょこんと出ているところになります。
ほぼノンストップで走ってきたのですが摩周のあたりから2時間以上かかりました。標津のあたりは道路も広く走りやすいです。
大地の広さが感じられるのでドライブするだけでも結構楽しめると思います(^^)
拡大するとこんな形。一見、島のようですが陸続きで車で行けます。付け根からビジターセンターまで車で15分以上かかります。
延長約26kmの砂嘴(さし)で国内最大規模です。内陸側に体積が進んでいて今も大きくなっています。
野付半島にはトドワラとナナワラがあります。トドワラは昔のトドマツ林が侵食されて枯れたもの、ナナワラは原生林のオンニクル、ポンニクルが枯れてきたものです。
トドワラは半島の先にあってある程度近くまで行って見ることができます。船も運行されているので船上から見ることも出来るでしょう。
風化も時間の問題で昔はもっと多かったのですが年々少なくなっています。
ナナワラはビジターセンターまでの道路右側(根室側)に見ることが出来ますが、中に入って行く事は出来ません。
個人的にはナナワラの方が幻想的で好きでしたがトドワラも必見です。
道路はこんな感じで一直線。非常に走るのが気持ちいいです。スピード出しすぎに注意!
ビジターセンター
トドワラのビジターセンター。車でここから3キロほど先にも行けるのですが、ほとんど何もありません。その先は許可証を持っていなければ徒歩で行く事になります。
そのため、基本的にはここで車を降りて観光する事になります。バスのダイヤは1日数本レベルでスカスカでした(^_^;)
反対側はこんな感じ。国後島も近いです。ギリギリ見えました。
アザラシと一緒に野付半島のお勉強ができます。
お花のボード
マンモスゾウがかつて生息していたらしいです。
野鳥も観察できるんですね。僕はわかりませんでした。
トドワラ
それではトドワラへGO
ルートは2通り。ビジターセンターからお花畑を歩いて30分歩くか、バスの「はまなす号」(片道500円)に乗るかです。
因みにバスはお客さんが一杯になったら走る不定期運行です。大体30分に一本くらいでしょうか。オススメは行きに徒歩、帰りはバスですね。
バスの終点から木道があって、そこから5分くらいでトドワラの一番近いところまで行けます。
草ボウボウに見えますがお花畑(原生花園)
こちらがバスのはまなす号。
なんかこれは乗りたくなりますよね笑
エゾカンゾウ
野付半島の形成についてのボードがありました。左の絵が昔、右に行くにつれて現在の形になって行きます。
バスの終点まで来たところから木道になります。この写真にもトドワラは写っているのですがはじめは気がつきませんでした。
このちょっと立ってるやつでね。
帰りははまなす号です。当たり前ですが結構ガタガタ揺れます。
ぐるっと一回り。
これにてビジターセンターを去ります。
ナナワラ
道路から見えるので路駐をして撮影。オンニクルの原生林の周りの枯れ木ナナワラです。
なんだか最果てにきたような気分になります。
まとめ
念願の野付半島。天気は少しどんよりでしたが晴れ間もあって気持ちの良いところでした。近くて遠い国後島、枯れたトドワラ、ナナワラの最果て感が凄いです。
ドライブするだけでも楽しいところなのでまた行きたいなぁと感じました。
琉球エキスプレス廃止 最終航海乗船記
琉球エキスプレス廃止発表
日本最長航路(時間)である阪神航路が今年の10/7出発をもって運航終了となります。(8/31発表)
マルエーフェリーのホームページでは運休・休止とありますが、もう客扱いをすることはないでしょう。
琉球エキスプレスはマルエーフェリーの阪神航路に使われていて神戸〜大阪〜奄美〜那覇を40時間ほどで結んでいます。2017年現在、日本最長時間航路。
一つの船でやりくりしているので自然と週1往復くらいになります。毎日ではないのも乗船難易度の高さです。
この船は自販機しかなく、暇つぶしの施設もないので上級者向けのフェリーですね。
LCCが流行する中、時にはその倍以上の値段と20倍の時間をかけて沖縄に行く人はバイクを積むとか理由がない限り普通はいませんよね。
でも、何もすることがないようなゆったりとした船旅が出来るフェリーは他にはないでしょう。東京〜徳島〜北九州のオーシャン東九フェリーも渋いですが違うんです。
この船は沖縄に行くので日本を放浪するようなテンションの高い旅人も乗っていることもあります。
他の航路とは何だか雰囲気が全く違うのです。
板張りのデッキに座り込んでカップラーメンを食べる幸せ。
その3年前、クルーズフェリー飛龍21という東京と沖縄を50時間で結ぶフェリーがありました。運良くその最終便に乗れ、沖縄に到着する前に何だか沖縄をすごく楽しめた気持ちになれました。
ただ、物凄く暇ですが……
何も作業をせずひたすら海を見て……
時代の流れですね。
ラストラン、乗りに行きます。
最終便乗船記
10/6、東京をグランドリーム337号にて出発。早朝大阪に着き、適当に過ごした後、神戸の御影駅へ行く。
バスの出発時刻は12:20。駅には11:30頃に到着した。最寄りのスーパーで色々と買い込む。
というのも、この船にはレストランはなく焼きおにぎりやカップ麺、パンの自動販売機があるだけだからだ。
バス停の看板の「マルエーフェリー」も無くなってしまうのだろうか…
ターミナル
バスに乗り六甲客船ターミナルに着く。東京航路のプレハブに比べるとありえないほど立派だ。阪神航路の時しか空いてないよう。今後どうなるのだろうか。
バスの「マルエーフェリー」という幕も見納めだろう。
発券カウンターで乗船券を購入する。
友人が前回乗船した時は奥で受付したらしい。
約2000円多く出せば二等寝台に出来るが前回乗ったので今回は2等に乗船。19330円。
食事は自動販売機のものしかないと書かれている。このタイミングじゃ遅いよと思ったが、電話予約の時に注意されたのを思い出す。
チャーハンが食べられるらしいが本当はチューカハンだし、もう販売中止になっているが細かいことは気にしない。
待合所の横から。
もう神戸に来ることは無いのだろうと記念に撮影。
前回乗船した時は一階の通路を抜けてタラップから乗った記憶があるが、今回は2階のボーディングブリッジから。その為2階で待機する。
無駄に広いスペース。昔は無駄では無かったのかもしれない。左の喫茶が営業していたり、右奥の神戸市観光案内所に人が居たのだろう。今はブルーシートで覆われてしまっている。
それでも最終航海のこの日は賑やかだ。
喫茶横にはかつてのポスターが貼られている。色褪せていて見ていると面白い。
トイレは故障の為、使用中止になっている。
神戸から大阪へ
出港予定30分前の13:30から乗船開始のはずだがなかなか乗ることができない。
13:50
やっと乗船開始。ボーディングブリッジを渡り…
エスカレーターを登る。
二等船室に荷物を置き、ニチレイの自動販売機で「フライドポテト」とビールを購入。
デッキへ行き、ターミナルを見ると横断幕を掲げられていた。
Ⓐありがとう!Ⓐ
東京航路「クルーズフェリー飛龍21」の最終航海の時にはこのようなお見送りはなかったので感動してしまう。
普通なら多くのお見送り隊が居て、紙テープが舞うのだが、通常営業を貫くマルエーフェリーだとこれだけでも「凄い!」と感じる。
そこら辺の期待度は薄い。
船は神戸港を出て大阪南港へと向かう。
1時間の船旅。
ギラギラとした日差しが暑い。
しばらくすると虹が現れた。しかも、虹のある方角には忘れてしまったが「レインボー何とか」があるらしい。
なんだか幸先いいぞ!
ターンをして船は大阪南港へと入港する。
大阪南港入港
「さんふらわあさつま」
「さんふらわあこばると」
そしてフェリーターミナルにいる「フェリーふくおかII」「おれんじ8」「フェリーきたきゅうしゅうII」を見ながら琉球エキスプレスは大阪南港に入港。
左側には琉球海運の「わかなつ」もいた。前回琉球エキスプレスに乗船した時もわかなつだった。
これから18:30まで3時間半大阪で荷役作業のため先には進めない。
ただ、あくまで予定である。
船内設備
ここで船内設備を簡単に紹介。
二等雑魚寝部屋
マットが標準装備なのがありがたい。枕は四角いスポンジ。これが結構寝やすくて良かった記憶なのだが今回はダメだった。高さや硬さが合わない…
マットレスの下にこの枕を入れるとずいぶん寝やすくなった。
フリースペース
乗客同士の語らいの場。4つのテーブルと椅子、ソファがある。
電子レンジが沢山並ぶ。ただ、いくつか壊れていた。
カウンター
ソファで寝る人々
どうしてもここで寝たいのだろうか?(深夜撮影)
船尾側には喫煙室がある…があまり分煙できていない。暇を持て余す乗客のため本や雑誌置かれている。その奥にコインロッカー。
さらに進むとトイレと謎の階段。
二等和室
船首側には二等洋室や二等寝台、シャワールームなどがある。
自販機コーナー
飲み物の自動販売機の他にパンやニチレイ、カップ麺がある。脇にはお茶や水が無料で飲める給水機がある。コップは持参のこと。
名門大洋フェリー出港
琉球エキスプレスが大阪停泊中にある数少ないイベントが名門大洋フェリーの出港だ。
フェリーふくおかIIに乗っている人たちの何人がこの光景が最後だということを知っているのだろうか。
かりゆしの向こう側へと去っていく
最後の別れだ
しばらく経つと日が暮れて大阪港もライトアップされてくる。
出港
出港予定時刻は18:30。
その30分ほど前からデッキに出る人が多くなり皆で荷役作業を見ていた。
扉ギリギリのサイズのコンテナを倉庫から出し、船に詰め込んでいくプロの技に見惚れていた。
しかし、とっくに出港時刻の18:30は過ぎ、19時も過ぎ……
別に先を急ぐわけではないけれど足が疲れたから早く出港してほしいと願う人々
19:30
ようやく作業は終わり、出港準備が整った。
出港して汽笛が三回。
そして「かりゆし」からも汽笛が三回。
ライバル会社の貨物船が汽笛を鳴らしてくれた!
ライバルでもあり仲間でもあったのかなぁ
こちらも嬉しくなって手を振ってみる
さらば大阪港
夜の月は美しかった。
1日目の夜
1日目の夜はなんだかんだと一緒になった友人達と、時には他の乗船客と語り合い寝るのが1時くらいになってしまった。
夕飯は乗船する前にスーパー買い込んだ物をパクパクと。サトウのごはんに味噌汁、もろきゅうにブドウ、腹が減ったらニチレイもあるしレストランがない事がまったりしていてよかった。
私にとってのマルエーフェリー
そういえば、二等の隣の客が個性の強い人だった。沖縄のハイテンションさと関西の図々しさを足して割った…じゃなくて掛けたようなおばあさんだった。とりあえず関西おばぁと呼ぼう。
私は友人と二等の端っこの席を取っていたのにもかかわらず途中の大阪で乗船した関西おばあは「奥まで行くと大変だからここで良いよね」と席を取られてしまった。その後くちゃくちゃと入れ歯で遊ぶ。気持ち悪い。
聞くと、琉球エキスプレス最終航海がこの日であることを1年前から知っていたと言う。いや、そんな訳ないだろと。
私が買い出しして来たスーパーの袋を見て「いっぱい買ったねぇ」と言って来た。これか伏線となる事はこの時は分からなかった。
暫くした後、関西おばぁは「沢山あるでしょ、なんかあればお金出すから売って」と言われた。適当にあしらうもしつこいおばぁ。
「イチジクと何とかはあったんだけど全部食べちゃって…こんなに人が多くて、自販機もなんにもないからなぁ」とうるさい。
しつこさに耐えかねて売ることにしたのだがサトウのごはんを103円で売れと言ってきた。いや、消費税3%じゃないし、原価割れしてるし。
150円でと言うと自販機でお金を崩してくると大きな声で言って来た。その数時間後、大きな声で「お金崩したから〜」と。
サトウのごはんを渡すと「ラーメン売って?ダメ?まぁ、そこでカップ麺売ってるから大丈夫。生き返った。ありがとう」とまたうるさい笑
他の乗船客にも目線を送りつけ食べ物をもらっていたようだ。
良くも悪くも琉球エキスプレス。良くも悪くもマルエーフェリー本州便。
前回、琉球エキスプレスになった時も2日目の早朝4時くらいから騒いでいる3人組が居て沖縄のハイテンションピーポーだった。一人は名前が「だばしゅー」とか言うおじさん。もう一人はおばさんで、もう一人は30才くらいのお兄さん。沖縄でリゾバか何かをしに行くのだという。
気がつけばその輪の中に入ってしまって一緒に船旅を楽しんだ。今、どうしてるのかなとは思わない笑
クルーズフェリー飛龍21の最終便でもギター弾きで世界を放浪するライダーさんと金髪ハイテンションの女ライダーが居た。なんか怖いし、絶対この人達とは絡まないし、世界も違うと思って居たら1日目の夜には一緒に酒を飲んで「宇宙戦艦ヤマト」などを歌ってもらっていた。
旅人のプロだなと思った。
我々もそうなのだろう。最終便だからと最初に私が乗った船が飛龍21。船が見えると走り出す船好き。マニアックなところを求める島好き。そして沖縄のハイテンションピーポーに、見た目怖いライダーさん、関西おばぁと変な人ばかりが乗る船、それが私のマルエーフェリーの本州航路というイメージだ。
この写真は飛龍21のデッキ。
私にとってのマルエーフェリーはやはり板張りデッキ。そして、これこそが船のデッキと言いたい。よく晴れた日、ここに座り込み、そして寝転んで酒すら飲まずボケ〜っとするのが最高の幸せだと感じる。
普通のデッキだととても座り込む気になれないが板張りだと座りたくなる。どっちも同じように汚い事は知っているがそれでも座りたくなる。
何故だか知らないが味があるこの板張りデッキ。板張りデッキの夜行フェリーを探し求めて色々なフェリーに乗ってみたが日本にはここしかない。
もうそろそろ海外に行くべきなのだろうか…私の飛龍21を求めて…
2日目朝
個人的な想いがあり過ぎて長くなってしまった。
さて話を戻そう。
2日目の朝である。
前日も寝たのが1時あたりで遅かったのでゆっくり寝ていた。ふと外を見ると明るいではないか。慌ててカメラを持ってデッキに出てみた。
水平線に雲はあるもののスカッと晴れててピシャッと朝の空気が気持ちいい。船はしっかりと進んでいる。
水平線に雲があるお陰なのか、事実上の日の出を拝むことができた。
友人は朝ビールを飲む。
ニチレイ自販機故障!?
朝ごはんはバナナやニチレイ。適当な食事がまた良い。ニチレイの自動販売機に500円玉を入れ焼きおにぎりをボタンをポチッ。「調理中です」と自販機はいい、少し遅いタイミングでお釣りが出てくる……筈だった。
しかし、出てこない。残り60秒で食べられるという時にチャランと500円玉が落ちて来て全てが「売切」表示になってしまった。なんてことだ!?
500円玉をあたためたのか?でも暖かくはなってなかった。あの期待させる待機時間は何だったのだろうか。
まぁただでさえ平均400円と高いニチレイの自販機が2台とも売り切れ表示というのはなかなかレアで面白かったがショックなものはショック。お金はちゃんと戻って来たので諦めた。
前回乗船した時も500円玉を入れて370円の焼きおにぎりを買ったらお釣りが230円出てきた。100円引きだ。
やはりこの船の自販機だからか何か不思議なパワーが働いているのかもしれない。焼きおにぎりを500円玉で購入してはいけない笑。
デッキで…
外は気持ち良い快晴で板張りデッキで昼寝したくなる。オリオンビールは売り切れなのでサザンスターを購入。本当は350mLが良かったが売切れで500mLしかなかった。
デッキに友人の銀マットを敷き、横になる。たまにビールを飲む。
そしてまた横になる。海が綺麗だ。
そのうちビールを飲むことさえ忘れて夢の中…
幸せなり。
ビールを半分以上残して眠ってしまった。ぬるくなったビールをダラダラ飲むのもそれまた乙なものだろう。
船旅って必ずしも豪華が良いわけじゃない。晴れた日に板張りデッキで昼寝する事が個人的には最高だ。
そう、こんなイメージ……
街でこれをやったら完全にホームレスだ。ヤバすぎる人だ。
でもレストランすらない船ではこれが様になってる。
よっぽど疲れていたのだろう。疲れていると目を開けて寝る癖があるが、この時もそうだったらしい。多くの人に「目を開けて寝てたよ」と言われた。目が乾かないかと聞かれるが、そもそも起きている時分に目が乾いたとあまり感じないので寝ている時も同様である。
若干ホラーであった事はここでお詫びする。
この船では飛龍21最終航海に乗っていた人も何人か乗船していた。私の知る限りで知り合いが3人、ツイッターでのみ知っている人が1人。今回はそのツイッターの方とも出会えて良かった。もう会える事は無いだろう。
再びニチレイ
さて、再びニチレイの自販機の前へ行くと丁度乗組員が通りかかったので事情を説明した。
自販機を開けてガチャガチャ…
商品受けにさっき購入しようとした「焼きおにぎり」が凍ったまま出てきた。この自販機壊れたのか?どうしても自販機がうまく働かないので凍ったまま購入した。
右が解凍前、左が解凍後。こういうネタをいかに楽しめるかが何も無いフェリーの過ごし方である。
自動販売機内部の温度がどんどん上昇しているとのことで発売中止に。中の商品ダメになるから無料で配ってくれれば良いのにと心の中で思う。
貴重な共食設備が失われた為、臨時で対応がなされた…が詳細については察して頂こう。案内所には一瞬だけ行列が出来た。
飛龍21の時の食券争奪戦を思い出す光景だ。
柿ピー、そして夕日
再び少し昼寝をしていると船内放送が。今、種子島沖を通過しているらしい。この船の唯一の観光案内だ。何故かここだけ案内をする。
形が柿ピーに似ている種子島と屋久島。最初は柿のほうが見える。
デッキに出てみよう。種子島はあまりに縦に長くて写真に収まらない。
反対側にはまだ屋久島は見えない。小さい島が見えた。黒毛島だ。
1,2時間すると見えてきた。
こんどはピーナッツ、屋久島。この日は雲がかかっている。 何も無いところにいきなり1936mの宮之浦岳がそびえ立つのだから必然的にほぼ毎日雲がかかる地形になっている。
ここから先は十島村のトカラ列島がちょこちょこ見える。中之島や諏訪之瀬島。
地形図とGPSで確認したいが中々動作しない。
そろそろ夕日の時間。
雲の間から光が差し込み、今日1日の出来事を振り返る。本当に何にもしていなかったなぁと。
撮影大会
うまく写真を撮るのは中々難しいがそれでもカメラを構えてしまうのが人間の心理なのか。
生でじっくり見たい気持ちと写真に残したい気持ちが交差する。
日が完全に沈み、後は食事をしながら夜のメインイベントを待つのみ。奄美大島、徳之島、沖永良部島と深夜時間帯に寄港する。全部見られるかわからないが出来るだけ頑張ってみよう。
夜のデッキ
月が出るまでの間、星が綺麗だった。船の上では明かりがなくて星が見やすいような気がするのだが意外にも光が多く、星が見えにくい。
ファンネルの後ろ側など光が届かないところで空を見上げてみると満天の星空。目が悪くても天の川が余裕で見える。
この日は流星群があると聞いてしばらく見ていたのだが見つけられなかった。前日の夜、流れ星を見たと友人が言っていたので注目していたがやはり厳しかった。
流れ星、見たことがないので羨ましい。
最後の夜の寄港ラッシュ
奄美大島名瀬新港
間も無く奄美大島の名瀬港に入港する。進行方向右手にはトカラ列島を週2-3便で結ぶフェリーとしま。11月には新造船の進水式が行われ、2018年3月には引き渡し予定となっている。今が乗れる最後のチャンスだ。
就航率は90%とすこし低め。台風や荒波の8月,9月,10月,12月,2月の乗船は避けた方が良いかもしれない。
進行方向左手にはマルエーフェリー「あけぼの」が丁度出港したところだ。鹿児島と那覇を結ぶ姉妹船。さらば、友よ。
そろそろ奄美大島、名瀬新港に入港する。
入港する頃になるとデッキの車両後半行きの扉が開放される。本州から車で来る人もそこそこ居たのだろう。今回は徒歩客の方が多いように見える。
乗船するお客さんは4人。下船もそれくらいだった。ツイッターのフォロワーさんも1人降りていった。荷役作業が行われる。
22:05
船は静かに出港する。最後だから汽笛を鳴らして欲しいという気持ちの人もいたが期待は裏切られた。迷惑かもしれないけれど最後なんだから良いじゃないかと。
そこはマルエーフェリー。通常営業の方針を変えない。今日違うのはお客さんだ。そしてお見送りに来ていた人も数人。手を振り、振り返した。
フリースペースに戻ると予定がすこし変更されていた。
徳之島は亀徳から平土野に沖永良部島は和泊から伊延に変更。時間は大きくは変わらないもののこの時間に港が変更されると大変だ。
大峰山丸と反航
22:52
右舷に小さな光が見えた。
貨物船の大峰山丸だ。友人が大峰山丸の船長と知り合いのようでカメラのAF補助光でUWのモールス信号を送る。UWは「ご安航を祈る」という意味。暫くして「確認できました」とメッセージが届いた。
うむ……感動。
旅の疲れが出てしまったので次の寄港地に着くまで軽く睡眠をとる。
徳之島平土野港
1:15徳之島平土野港に到着
ここでもまた数人降ろして数人乗ってきた。
深夜帯なのかお見送りの人はほとんどいなかった。静かに出港する。
沖永良部島伊延港
3:10
深夜帯にもかかわらず横断幕が掲げられてお見送り隊もいた。
長い間、お疲れ様でした。ありがとうございました‼︎
船の乗組員はアレだけど、でも地元の方の愛に溢れている船だ。ひっそりと愛されていたんだ。
ここら辺の島では琉球エキスプレスを使えば夜に船に乗れば朝沖縄に着く。そして用事を済ませてその日の夜船に乗れば帰って来られる。たまにしか来ないけどとっても便利な船だったのだ。
出港すると手を振ってくれた。
名残惜しく最後の夜を板張りデッキで過ごす。
最後の朝
少し遠くに大阪で一度別れたわかなつがいた。
右手にはマリックスラインのクイーンコーラル8が出港したところだ。
板張りデッキで…板張り甲板で過ごす最後の時。ここに座って…時には横になって海を眺める贅沢さはもうやって来ないのか。
そう思うと涙が出てきた。
つまらない船だよ、マルエーフェリー。でもそれ以上の何かを持っているよ、マルエーフェリー。
沖縄県那覇新港
8:40
新造船の琉球エキスプレス5がお出迎えだ。
琉球エキスプレス5には多くのお出迎え隊が手を振ってくれている。「先輩ありがとう、これからは私が頑張る」とでも言っているのだろうか。
この船、本当に通常営業で最後のアナウンスに「最終」などというワードは全くなかった。
それどころか「早く降りてくださーい」
まぁ、仕方がない。マルエーらしい。
我々は降りることにした。
それでも僕は言う
琉球エキスプレス ありがとう!
どんより空の阿寒湖の楽しみ方
天気の悪いオンネトー、阿寒湖に行ってきました。天気がいいのが一番ですが、どんより阿寒湖の状況を書いてみます。2017/7/17,18
オンネトー
オンネトーは雌阿寒岳のそばにある湖で温泉があったり、湖を一周する散策路やちょっと展望するところがあったりします。
雌阿寒岳は半日あれば登れる山です。山の頂上には沼もあって素晴らしい眺めのようです。
今回のオンネトーはその日の天気によって湖面の色が変化しいつきても楽しめます。
この先には雌阿寒岳が…!…!
湖面には霧と近くの山が映し出されてました
今度は晴れた日に行きたいですねー(^_^;)
そんな日を想像して景色でも見ましょうか。
阿寒湖
阿寒湖には夜に到着。売店にはアイヌにまつわる色々な飾り物などが売られていました。見るだけでも結構楽しいです。
宿泊はテント場。昔はライダーハウスがあったようですが営業していないどころか家がボロッボロになっていました。
阿寒湖の遊覧船。1900円。朝イチの便はチュールイ島に寄るだけで少し短いので200円ほど安くなっていました。乗り場は二つあります。
晴れていれば雄阿寒岳が見えてそれこそ絶景なのでしょう…
船内ではおじいさんがアイヌについての話をしていました。
北海道に何度も来てその土地の名前をアイヌで聞いて回った「松浦武四郎」という人の話が印象的です。
北海道の地名はこの方が当て字にしてつけたから全部がアイヌ語なんですね。アイヌ語が話せる人が居なくなったとしても地名としては存続してくれそうです。
船はチュールイ島という湖の中の島に行きます。マリモが発見された所です。
因みに十勝にも忠類という地名があるんですけどアイヌ語の意味は同じなんでしょうね。
マリモは綺麗な水の中でしか育たないのですが、阿寒湖の中でもパンケトウ、ペンケトウから綺麗な水が流れてくるチュールイ島のあたりでしか育たないようです。
チュールイ島にはマリモ展示観察センターがあり、乗船券はそこの入館とセットになっています。
チュールイ島からの景色。やはり晴れない…
ペンケトウ
船を降りて、車で摩周方面(東)の展望台まで行くとペンケトウがなんとか見えました笑
これがマリモを育てているのかぁ…としみじみ。
まとめ
というわけで適当になってしまいましたが、 少しその土地について知りながら晴れた時を想像して船に乗れば一応楽しめるよって事でした。
今回は温泉には入っていませんが、阿寒湖には温泉もあって再訪したいところです。
完全掛け流しの芽登温泉で日帰り入浴
北海道旅行3日目。
タウシュベツ橋梁の次は芽登温泉です。
直線距離だと高いのですが「コの字」に回らないと行けないので大変でした笑
足寄から40分ほど。車じゃないと行けない温泉です。
10分ほど砂利道を進んで到着。
入浴料は520円。200円で温泉名がプリントされたタオルが買えます。実はこの温泉タオルを集めるのが好き。
ミニ資料館なるものが笑
ここは「日本秘湯を守る会」のお宿です。
温泉は完全掛け流し。加水加温循環塩素一切ない最高級の温泉です。泉質は硫黄泉。でも匂いは強くはない。
右がぬる湯、左が熱湯。熱湯でもちょっと熱いくらいでちょうど良かったです。
浴槽内も新しい感じがして良い雰囲気です。
露天もあります。
こことは別に混浴露天風呂もあるのですが、今回はパス。雨が降ってきたので内湯メインで入っていました。
温泉分析書
珍しいのは「飲用の適応症」の記載。飲めない温泉が多い中、ここでは適応症まで書いていてくれています。
味は硫黄泉らしい味ですが濃すぎず飲みやすかったです。
味がぬる湯と熱湯で少し違い、熱湯の方が濃く感じました。加水はしていないのですがどうしてなんでしょう。
良質な温泉に入れて非常に満足でした。
加水加温循環塩素なしの温泉旅館は「五つ星源泉宿」という本に載っています。本物の温泉に興味がある方は是非!
北海道の廃駅に訪問(足寄、陸別編)
北海道にはかつて沢山の路線があり、多くの路線が廃線になりました。廃駅になってしまったけれど車両が置いてあって駅が昔あったことを感じられるところに行ってきた記録です。
足寄駅
帯広の近く池田駅とオホーツクの北見駅そこを結んでいた池北線(ふるさと銀河線)の主要駅です。
「道の駅 あしょろ銀河ホール21」にあります。
実際の駅の場所とは違うのですが足寄のバス停の目の前に足寄駅を再現した建物があります。
時刻表やホームもあってすごく駅らしい。
バスの待合所でもあるので、待ち時間にうどんを食べることが出来ます。
肉うどん中盛りです。急いで食べてしまったのが大変申し訳ないのですがこれが結構旨いんです。
帯広行きのバスが足寄駅に来て友人とさよならです。帯広駅まで行くなら池田駅で鉄道に乗り換えると安いのだとか笑。
陸別駅
「道の駅 オーロラタウン93りくべつ」にあります。
この日、関東では30度近く行ってたのですが冬には「しばれフェスティバル」も開催される陸別では15度でした(7月ですよ!)。
駅舎をそのまま道の駅にした当施設。内部はこんな感じです。
一階は売店とフリースペース。二階には団体用の宿泊施設もあります。
ホームに出ると銀河鉄道が!!!CR70というディーゼル列車です。
ちゃんと時刻表もあります。
この時刻表のように構内を運転しているみたいで乗ることもできました。
かつての広告などもあります。
結構広い施設でした。
陸別駅では無積雪期には気動車の運転体験が出来きます(2万円〜要予約)。興味のある方は挑戦して見ても良いのではないでしょうか。
他にも陸別周辺には天文台があります。夜の星空観察もやっていますので合わせて行っても良さそうです(僕の行った日は休館日でした)。