谷川岳山開き号
先週末は谷川岳山開き号に乗ってきました。
谷川岳は群馬県と新潟県の県境のあたりにある山です。かつて遭難者が数多く出て「魔の山」と言われましたが現在はロープウェイが出来、整備されて山頂まで往復するだけ(ピストン)なら上級者向けではありません。
地図で言うとこの辺りです。
23:35 それでは出発!
7/2は谷川岳山開きの日です。それに合わせて年に一度夜行列車が出るのが恒例となっています。北斗星などが無くなり少々さみしくなった上野駅ですが、この7/1は信州カシオペアと谷川岳山開きと2本の夜行列車が上野駅を出発した日でした。
車両はご覧の通り185系。今回は1号車でした。
幕に土合と書かれているのがなんともいいですね。乗っいる鉄道ファンはあまり見かけませんでした。乗車率は3割ほど…当日の天気が雨予報だったので指定券を放棄した登山客が多かったのでしょう。
3:10土合駅到着
駅長さんらしき方々など深夜にもかかわらず盛大な歓迎でした。
それではホームから駅校舎まで長い階段を登山(笑)
3:30頃 上まで登ると山菜汁を配っていたり太鼓で歓迎して頂いたり、今が深夜なのを忘れさせるような光景です。
これが終わると今度は谷川岳ロープウェイの駅方面まで移動です。徒歩10分くらいでしょうか。かがり火のともる道を歩きます。
ここが谷川岳山開きの会場です。再び太鼓の音が聞こえ、その後は山での安全祈願祭が、そして「山を楽しみましょう」といった感じの話がされました。山岳関係、水上町、JR東日本など様々な方がご出席されていました。
式が終わるとここをくぐって一人ひとり安全祈願です。大分、明るくなりましたね。
この後雨が降り出してしまったので登山は中止しました。それでも登って行く人は多かったです。
オマケ)
6:30頃の電車で一駅上野寄りの湯檜曽駅へ向かいます。少し、土合駅側に歩いて行くと鋭角に右に曲がる道があり、そこを登って行くと昔の湯檜曽駅がありました。
今回、谷川岳に登ることは諦めましたが、深夜の土合駅の賑わいと年に一度の山開きイベントというレアな体験が出来たので大変満足でした。