オホーツク鉄道紀行、スラント大雪に遭遇!
オホーツク沿いにある鉄道関連施設をちょこちょこ訪れたのでその記録をつらつらと書いて行きます。2017/7/20
止別駅
駐車場に車を止めて車中泊しました。初めは斜里の道の駅で寝ようとしたのですがあまりにも住宅街の中で明るいのでここまで移動しました。
なかなか雰囲気もおしゃれでいい感じです。
原生花園駅
本来こういうところは鉄道で行くべきところな気がするのですが…観光地ということもあり駐車場もあるので許してくだされ
向こう側には知床連山が見えます。一番高いのが羅臼岳。一番左にあるのは知床岳ですね
エゾカンゾウ
濤沸湖(とうふつこ)ではタンチョウも見られたのですが遠すぎてうまく写真に撮れず…
北浜駅
北浜駅はオホーツク海にとても近いことで有名です。木造駅舎でいい雰囲気ですね〜
構内に入って見ると「なんじゃこりゃあ」
凄いことになっています。旧広尾線の幸福駅を思い出させます。個人的に幸福駅は好きじゃないのですが…まぁココは良いでしょう笑
網走駅
2017年から札幌網走間を運行していた特急オホーツクの2本が旭川網走に短縮され、名前が「大雪」になりました。
鉄道ファンの中では「急行大雪の復活だ」と喜ぶ声もあります。
この顔はキハ183系のスラントと言われる先頭車でこの一両しか残っていません。
この日、網走駅にこの車両がいて見ることができたのは幸運でした。
こちらは今後も見られます(^^)
かっこいいですね〜(^^)
計呂地交通公園
「けろち」と読みます。ここはマイナーな鉄道施設。ライダーハウスにもなっていて300円程で泊まれます。
旧湧網線(ゆうもう)の旧計呂地駅です。湧網線は網走駅と湧別駅を結ぶ路線で、湧別駅から名寄本線に乗り換えると名寄や遠軽に行けるネットワークがありました。
サロマ湖の近くで景色が良かったみたいです。
当初はここに泊まってみたかったのですが日程的に無理でした。
SLが静態保存されています。
駅の跨線橋の内部。
よく考えると、廃駅になった駅で跨線橋を渡れるのはスーパーレアではないかしら?
駅の全体像
車内。昔の雰囲気がよく伝わってきます。
雑魚寝で寝ることができるスペースも。
ここに寝袋持参で300円で泊まることができるようです。
それにしても魔改造です笑
線路に木が生えてきて廃駅から時間がかなり過ぎていることが感じられます。
この、駅長の家でも寝ることはできるよう。
でも折角なら列車の中で寝たいかも。
駅には当時の様子が残っています。
旧中湧別駅
こちらは旧中湧別駅。道の駅が併設されています。
車内の様子。あまり詳しくないですが貨車のようなものが保存されていました。
これでお客さんが移動したわけではなさそうですね。
この駅も当時の様子を色濃く残しています。駅では乗り換え案内の放送がされていました。
そして汽車の走る音が聞こえてきます。
これはもうたまりません!
こちらは跨線橋を渡ることは出来ず。
計呂地交通公園と距離も近いのでハシゴすると良いです(^^)
旧興部駅
「おこっぺ」と読みます。
ここも道の駅併設です。興部では美味しいアイスが売っているので食べちゃいましょう。
これはどういう列車なのかは分かりませんが…確かにここに駅があったようです。
おしゃれ(?)なカフェ風に改造されていますが、車内は蒸しててなんか臭かったです。
宿泊者専用なのか雑魚寝車もw
ここもライダーハウスとして開放されていて驚くことに無料で泊まれます。
ただ、無料なので治安は悪いかも知れません。「無料のライダーハウスほど怖いものはない」とライダーさんが言ってましたから。
車輪も保存されてました。
旧天北線跡
さらに北上すること2時間ほど。
浜頓別のクッチャロ湖まで到達。
その近くには昔、音威子府から南稚内まで伸びていた天北線の跡が見られます。
線路が剥がされてサイクリングロードになっています。ここは恐怖のサイクリングロードで熊が出没するらしいです。
走る場合は自己責任で。
そのまま、なんとなく天北線を北上し、宗谷岬まで。この日の移動は斜里の止別駅から稚内だったので相当走りました(^_^;)