道東の穴場スポット野付半島!トドワラ見るなら今のうち
道東に釣り針のような形をした変な形の半島があります。野付半島です。若干目立つのに知らない人も案外多いこの場所。
爽快な気分にも、ちょぴりさびしい気分にもなれる野付半島・トドワラを紹介します。
野付半島とは
野付半島は道東の果て、知床と根室の真ん中あたりにちょこんと出ているところになります。
ほぼノンストップで走ってきたのですが摩周のあたりから2時間以上かかりました。標津のあたりは道路も広く走りやすいです。
大地の広さが感じられるのでドライブするだけでも結構楽しめると思います(^^)
拡大するとこんな形。一見、島のようですが陸続きで車で行けます。付け根からビジターセンターまで車で15分以上かかります。
延長約26kmの砂嘴(さし)で国内最大規模です。内陸側に体積が進んでいて今も大きくなっています。
野付半島にはトドワラとナナワラがあります。トドワラは昔のトドマツ林が侵食されて枯れたもの、ナナワラは原生林のオンニクル、ポンニクルが枯れてきたものです。
トドワラは半島の先にあってある程度近くまで行って見ることができます。船も運行されているので船上から見ることも出来るでしょう。
風化も時間の問題で昔はもっと多かったのですが年々少なくなっています。
ナナワラはビジターセンターまでの道路右側(根室側)に見ることが出来ますが、中に入って行く事は出来ません。
個人的にはナナワラの方が幻想的で好きでしたがトドワラも必見です。
道路はこんな感じで一直線。非常に走るのが気持ちいいです。スピード出しすぎに注意!
ビジターセンター
トドワラのビジターセンター。車でここから3キロほど先にも行けるのですが、ほとんど何もありません。その先は許可証を持っていなければ徒歩で行く事になります。
そのため、基本的にはここで車を降りて観光する事になります。バスのダイヤは1日数本レベルでスカスカでした(^_^;)
反対側はこんな感じ。国後島も近いです。ギリギリ見えました。
アザラシと一緒に野付半島のお勉強ができます。
お花のボード
マンモスゾウがかつて生息していたらしいです。
野鳥も観察できるんですね。僕はわかりませんでした。
トドワラ
それではトドワラへGO
ルートは2通り。ビジターセンターからお花畑を歩いて30分歩くか、バスの「はまなす号」(片道500円)に乗るかです。
因みにバスはお客さんが一杯になったら走る不定期運行です。大体30分に一本くらいでしょうか。オススメは行きに徒歩、帰りはバスですね。
バスの終点から木道があって、そこから5分くらいでトドワラの一番近いところまで行けます。
草ボウボウに見えますがお花畑(原生花園)
こちらがバスのはまなす号。
なんかこれは乗りたくなりますよね笑
エゾカンゾウ
野付半島の形成についてのボードがありました。左の絵が昔、右に行くにつれて現在の形になって行きます。
バスの終点まで来たところから木道になります。この写真にもトドワラは写っているのですがはじめは気がつきませんでした。
このちょっと立ってるやつでね。
帰りははまなす号です。当たり前ですが結構ガタガタ揺れます。
ぐるっと一回り。
これにてビジターセンターを去ります。
ナナワラ
道路から見えるので路駐をして撮影。オンニクルの原生林の周りの枯れ木ナナワラです。
なんだか最果てにきたような気分になります。
まとめ
念願の野付半島。天気は少しどんよりでしたが晴れ間もあって気持ちの良いところでした。近くて遠い国後島、枯れたトドワラ、ナナワラの最果て感が凄いです。
ドライブするだけでも楽しいところなのでまた行きたいなぁと感じました。