今年崩壊?旧士幌線のタウシュベツ橋梁
北海道旅行3日目。今年崩壊するのでは無いかと言われているタウシュベツ橋梁に行ってきました。2017/7/17
タウシュベツ橋梁とは
旧士幌線は帯広駅から内陸方面に伸びていた路線。旧士幌使われていた鉄橋がタウシュベツ橋梁です。
糠平湖のダムが出来て水没してしまうため線路の位置が変わりました。今では両方とも廃線になってしまっていますが、これは古い方の鉄橋です。
見学方法
車で近くまで行く場合は許可証を発行してからでないと行けません。
歩いて行く事も出来ますがヒグマが出るので危ないし、道がぬかるんでいます。
そこでタウシュベツ橋梁を見学するには糠平町などのツアーに参加するのがオススメとなります。ツアー代が3150円。1ヶ月前に予約をしました。最近は直前だと無理で満員続きのようです。
時間は早朝、9時、14時で2時間ほど。早朝は近くに宿を取らないと無理ですね。
もう少し安く行きたいよという人はタウシュベツ橋梁だけを見るツアーが1000円くらいであるらしいのでそちらをオススメします。近くのユースホステルなどで申し込めるようです。
出発
今回は9:00スタートの回。出発したのが遅すぎて「9:10くらいに着きそうです」というと「バスは定時に出ますので無理です」と言われてしまいました。
それでも諦めず頑張った結果、到着したのは9:02。もうバスは行ってしまったのかと思ったのですが点呼を取っている段階でギリギリセーフで参加できました。ヤベェヤベェ笑。
こういうのは非常に快感を覚えるのですが迷惑なのでやめましょう…
特別にお会計は後払いとしてマイクロバスで出発。今回は2台で行きます。許可証がないとこの門をくぐる事は出来ません。
出発から20分ほどで駐車場に到着。
長靴を履いてこの小道を歩いて行きます。
予習した通り途中ぬかるんでいるところがありました。ツアーだと長靴を貸してもらえるのでぬかるみもへっちゃらです。
テクテク歩いて行くと開けているところがあって…
ガイドさん「知っている人はわかると思いますがもう見えていますよ」
全然わかりません。とりあえず前に進んで行くと見えてきました!
ガイドさんは危ないから橋は渡らないでくださいと注意。
タウシュベツ橋梁見学
見学時間は40分ほど。たっぷりと見ることが出来ました。
ガスっていますがボロボロになったタウシュベツと雰囲気がマッチしているような気がします。
この橋、今はダム湖の中にあって春先は干上がっているのですが夏になると水の中に沈み冬になるとそのまま凍ってしまいます。
水は凍ると体積が増えるのでその圧力で普通の橋よりも朽ちるのが早いとのことです。普通の橋の数万年後を表していると言っていました。
修復などをするのかというと全くするつもりは無いようです。直しても直しても直ぐに朽ちて崩壊することは分かっているし、
そんなお金は無いので自然に朽ちる様子を見守っていくというのが糠平町の考えです。
僕も賛成ですね。
一つでもアーチが壊れるとバランスを崩してどんどんと崩壊していってしまうようなので「今の内」という訳です。
かなり昔の鉄橋ですが、図面が残っているんですね。マイクロバス車内で見させて頂きました。
旧幌加駅
ツアーは旧幌加駅にも行くことになっています。線路がいい状態に管理されています。ポイント切り替えも出来るくらいに。
旧幌加駅のホームには立派な木が生えていました。廃止からの年数が伺えます。
駅名標の足も朽ちてきていた倒れるのだろうという状況です。これもタウシュベツと同じく朽ちるのを見届けるのでしょうか…
上士幌町鉄道資料館
こちらはツアーでは無いですが、タウシュベツと合わせて行きたいスポットです。旧士幌線について学べるのは勿論、国鉄時代からの北海道の鉄道資料が色々ありました。
オススメなのは館内中央にあるビデオ。帯広駅から糠平駅までの運転席からの眺めを疑似体験出来ます。残念ながら今回行った糠平ー十勝三俣間はありませんでしたが…
ここで、ポストカードを1枚100円で購入。友人にお手紙を書きます。
この資料館で一番びっくりしたのはこれでした。手作りなのでしょう。心のこもった素敵な展示物でした。
日高線駅巡り
北海道上陸して2日目は日高線の駅巡りをしました。全駅ではありませんが。
僕は駅の内装が気になるタイプなので出来るだけ内装をアップしていきます。と言うわけで写真メインの記事になります。2017/7/16
浜田浦駅(はまたうら)
苫小牧駅から3駅目
年末年始に列車で訪れた記録。これ以降の記事を台無し発言しますが、やはり列車で行くのが一番です。なんといっても駅一つ一つが印象に残ります。ここは待合室がきれいではないですが居心地は良いものでした。
鵡川駅(むかわ)
苫小牧から4駅目
今の事実上の終点駅。無人だが終点駅に相応しく綺麗です。駅舎もロータリーや駐車場も大きい。
汐見駅(しおみ)
幹線道路から離れているため秘境駅感がある。駅舎の外観は面白くないけどなかにはソファーがあったり意外と快適かも?
富川駅
苫小牧から6駅目。中はがらんとしていて何もない。長椅子があるので冬じゃなければ駅寝はしやすいのかも。
清畠駅
苫小牧から9駅目。
小さな駅です。待合室内は簡単な椅子があるだけでした。
厚賀駅
苫小牧から10駅目。
木造駅舎で中も広々としています。ただ…広々としているだけですが笑
大狩部駅(おおかりべ)
苫小牧から11駅目。
この駅は再訪。前回は日高本線が普通に走っていましたが、今回は代行バスのみ。
ホームから見える範囲でも線路がひどい状態になってしまっていました。
節婦駅(せっぷ)
苫小牧から12駅。
ちょっと道路からは離れたところにあります。間違えて近くのアパートの駐車場に車を止めてしまいました。
中はログハウス風で可愛い駅舎でした。
新冠駅(にいかっぷ)
苫小牧から13駅目。
駅のロータリーに入ろうとすると交通規制がされていて…この日は丁度お祭りの日でした。こんなに賑わう日高線の駅を見たのは初めてです。
勿論駅舎内にはほとんど人はいませんでしたが、綺麗で今にも列車がやって来そうな気がしました。
静内駅(しずない)
苫小牧から14駅目
日高線のほぼ真ん中のターミナル駅になります。新冠よりもさらに立派な駅舎で駅員さんも居て駅そばもやって居ました。
列車はこないのにホームに入るのは入場券の購入が必要らしいのはちょっと謎。鉄道ファン的には列車で訪れたいものです。
駅そばやってます
駅員さんも居て案内をしています。列車はこないけどJRの駅なんだなと感じます。
東静内駅
苫小牧から15駅目。
サクッと見てしまったのであまり印象にない駅
春立駅(はるたち)
苫小牧から16駅目。
お花もあって見た目が可愛い駅。
チャリダーさんが本格的に休憩していました。もしかしたら駅寝したのかもしれません。
傘は自分のです笑
日高東別駅(ひだかとうべつ)
苫小牧から17駅目
幹線道路から車で5〜10分ほど少し離れています。離れているだけで秘境駅感が増すものです。駅前通りがこの様子ですから。
お花が植えられていてほっこりしました。
日高三石駅(ひだかみついし)
苫小牧から18駅目。大きな駅舎で煙突みたいなところが吹き抜けていて開放感がある内装です。なんというか、無駄に立派です。
ここら辺から時間が本格的になくなったので訪問駅を絞って後二駅です。
絵笛駅(えふえ)
苫小牧から22駅目。途中の蓬栄(ほうえい)駅、本桐(ほんきり)駅、荻伏(おぎふし)駅は幹線道路から離れているので今回はスルー。
絵笛駅も離れていますが秘境駅と評判なので行ってみました。小道から駅に行くためだけの砂利道が1キロほどあって本当にここでいいのかなと思っていたらありました。
待合室は他の駅とは異なる雰囲気です。駅ノートも置いてあり、代行バスで来た人も結構多くいました。
代行バスで行く場合は離れたところにバスが止まりそこから歩いて30分くらいかかるようなので訪問する場合は90分ほど時間を取って置いた方が良さそうです。
様似駅(さまに)
苫小牧から28駅目。日高線の終点駅。
かなり飛ばしました。
無人駅ですが観光案内所併設の駅です。昔は少しは栄えていたのかなと思わせる雰囲気。少し歩いた先には車止めがありました。特に何もないですが雰囲気は良いものです。
乗り換えがJRバスという案内が新鮮に感じられました。
まとめ
今回、日高線の29駅のうち15駅に訪問しました。天気は残念でしたが廃止前にとりあえず営業中の駅を見ることができて良かったです。
苫小牧から様似までは普通列車で4時間。車でまわると幹線道路から離れているので6時間くらいはあった方が良さそうに思います。
時折、駅舎を撮影する鉄ちゃんに会いましたが、皆さんやはり車でした。
車で回りましたが本当は列車やバスが一番。効率的ですが一つ一つが印象の無い駅として写ります。
列車ならその駅で待つ訳ですからゆっくりと居心地を感じながら駅ノートを読むものです。
と感想を言って終わりになってしまいました笑。
商船三井フェリー深夜便乗船記
北海道一周旅行で商船三井フェリー深夜便「さんふらわあしれとこ」に乗船してきましたのでその様子を記録します。2017/7/14,15
商船三井フェリー
商船三井フェリーは北海道の苫小牧と茨城の大洗を結ぶフェリーです。東京と北海道の貨物輸送がメインで人はついでに乗せているという印象の強い船会社です(特に深夜便)。
深夜便のダイヤは
大洗1:45→苫小牧19:45
カジュアルルームで12340円のところ、半額で6170円
昼間は一日中航海で北海道で泊まるためだけに宿を取らなければいけない様なダイヤです。
とにかく、自販機しかないと聞いていた深夜便が気になったのと7月中旬までは半額セールをやっていたので乗船することにしました。
大洗港
乗船時刻の確認
深夜便の出港は翌日の深夜1:30。
通常長距離フェリーに乗るときは出港の1〜2時間前にフェリーターミナルに到着すれば良いのですが、何時までに着けば良いのか。
公式ホームページではこの様に書いてあります。
使う列車も22:30に間に合う様にという感じでオススメされちゃってますw(下の段)
気になって電話をして問い合わせたところ徒歩客でも午前0時頃(日付が変わる前)までに来れば大丈夫との事。
ただ、遅い時間だとトラックの荷物を入れる関係で待つかも知れないと言われました。
水戸で友達に会う予定だったので大丈夫そうです!
因みに友人はよくこの深夜便を利用しているのですが、出港30分前でも乗れてしまった様ですw(流石にその時間はやめて欲しいと言われました)。
特急ひたちに乗車
えきねっとを使い品川から水戸まで10%OFFで特急ひたちに乗って移動。
えきねっとは前日まで10%OFFをやっていて大体好きな席を選べるのでオススメです。ただ、当日買おうとすると割引が効かないばかりか立ち客も結構多くいたので指定席は絶対買った方が良いです。
大洗港へ
水戸にいる友人と近くのココスで夕食を食べ、大洗港に0:25頃に到着。ちょっと遅かったかも(^_^;)
0:25
遅くなると混雑すると言われましたが、ガラッガラでした。受付の人は全く動じず乗船券を発行。乗り込みます!(遅れてすみませぬ)
船内設備
車両甲板からデッキを通ってエントランスへ
まずはベッドに荷物を置きます。一段ベッドの4人個室です。奥には椅子とテーブルがあります。グループ利用すると楽しそうですね。
寝台には読書灯、コンセント、小物置きにほかに大きな荷物置き(白いテーブル)がありました。これは結構便利です。
自分の部屋は3人でしたが、船内で話した女性は貸切だったらしいので男女別になっていそうですね。
レストラン的な場所。給水機、給湯器や電子レンジが無料で使えます。とりあえず水をタダで飲めるのはありがたいです。
その奥には昼間だけ解放されるラウンジがあって…
前面展望が楽しめます!
ここは土足禁止なのでゆっくり出来ます。ここで過ごす時間が長かったですね。
さすがにお風呂は人が多くて写真で紹介は出来ないのですがちゃんとあります。少し熱め。
タオルはさんふらわあとプリントされたタオルが200円くらいで売っているので忘れても安心です。
自動販売機
出港までは時間があったのでニチレイの冷凍食品を食べました。船に乗ると何故か食べたくなるんですよね。
こんな感じで
ほかにはカップヌードル、ビール、ワンカップ
チキンドリア・チャーハンなどの自販機
食後はアイスですかw
おつまみがあります。
これだけです。サッポロクラシックを期待していたのですが売られていませんでした(夕方便ならあるのに…)。
出港
いよいよ出港です。2時も過ぎようとする頃ですが食べるところはそれなりに賑わっていました。
しかしデッキに出て出港を見る人は少ないですね。
船らしい「ボーーーッ」という汽笛は鳴りませんでした。深夜の配慮なのでしょう。
暫くして寝ることにしました。
反航
デッキで新しく出来たお友達と写真などを撮っていたら…
10:45 姉妹船の「さんふらわあだいせつ」とすれ違いました(危うく見逃すところだったw)。
朝は8時くらいまで寝ていたので「さんふらわあふらの」との反航は見逃してしまいました。
それにしても天気が本当に良くて気持ち良かったです。
今年は夏にしては寒い日が多くてデッキにいると寒くなってくるのでお気に入りのラウンジでまったりしていたり♫
苫小牧港に着く1時間ほど前には「さんふらわあさっぽろ」や太平洋フェリー「いしかり」と反航しました。
苫小牧港
日は沈み…
19:45 苫小牧港に到着。
ここの電光掲示板は韓国語や中国語にも対応しているのはちょっとした見ものですね〜
苫小牧西港からは苫小牧駅までバスが出ているのですが出発は1時間後…乗る予定の列車が21:32なので2時間弱時間があります。
食べ物をセコマで調達したいという気持ちもあり苫小牧駅まで1時間ほど歩いて行きました。
まとめ
商船三井フェリーの深夜便。なかなか楽しかったです。ニチレイ好きだからかな?
船旅が初めてという方に知り合いましたが、よくこの船を選ぶなぁと笑。
北海道に向かうライダーさんも良く利用するとのこと、設備はしょぼいですが意外と乗船客が多かったです。
特に面白いところはないけれど、日常を忘れ思いっきりダラダラしていられる船でした。
クルマで北海道一周してみました!旅費を大公開!
会社の夏休みをフルに使って10泊11日で北海道一周クルマ旅をしてみました。やはり北海道は広いです!
北海道一周の旅費について書いてみます。
内訳
10泊11日
旅費 ¥147532
内訳
- 宿代 ¥11730(素泊まり料金)
- 車 ¥47851(レンタカー代・ガソリン代)
- 北海道へのアクセス ¥30130(フェリー・鉄道)
- 観光 ¥23320(入場料、乗船料など)
- 食費 ¥34501
15万円切りました。
宿代
道内には8泊しましたが、キャンプ・車中泊で3泊、友人宅で1泊、ライダーハウスで1泊なのでかなり抑えられています。
残りの3泊は「とほ宿」の民宿です。とほ宿は基本的に男女別相部屋です。
レンタカー
レンタカーはタイムズレンタカーの半額セールを利用して免責込みで約3.2万円。残りはガソリンです。デミオで約18km/L。1.6万円ほどかかりました。
総走行距離はというと2233km。1日あたり275km。北海道では1キロ1分という計算が出来るので平均して4時間ほど運転していたことになります。
この距離、東京名古屋間の直線距離に匹敵します。運転していてヒヤッとした時も何度かありました。
ルートは苫小牧スタートで大体こんな経路です。
アクセス
北海道へは商船三井フェリーの深夜便を、帰りは太平洋フェリーを使いました。深夜便は半額セールをやっていたので約6千円、帰りは豪華に特等を利用したので1.8万円。残りは鉄道。えきねっとトクだ値や北東パスを使いました。
観光
大部分は船代かなぁと。
知床遊覧船おーろら 6500円
羽幌沿海フェリー 羽幌→天売→焼尻→羽幌 約5500円
高速船は夏は3割引になっているのでフェリーと同じくらいの値段で乗れます。
タウシュベツ橋梁見学 3150円
後は温泉や観光施設の入館料になります。
よく考えたら「洗濯」とかの雑費も含まれていました笑
食費
食費は旅行が長期になれば膨らむのは当たり前。民宿でのお食事が結構良かったです(^^)
画像は7月の中旬から取れるという旬の樺太マス。車中泊ばかりせずに要所要所で民宿に泊まるといいかも知れませんね。
まとめ
自分的にはそこそこ節約したものの、予算通りという結果に終わりました。全部を全部ケチケチするのは旅がつまらなくなりますし、全部豪華にしてしまうとそれも大変。
財布と相談しながらも丁度いいバランスで散財したいものです笑
JAL国内線ファーストクラスに初搭乗
いつか乗ってみたいと思っていた国内線ファーストクラスにすんなり乗れてしまったので、その様子を紹介します。
ファーストクラスに乗るには
国際線だと国内線のファーストクラスに乗るのはもめちゃくちゃハードルが高いものではありません。
路線について
ファーストクラスがのある路線は次の4路線です。
- 羽田ー福岡
- 羽田ー新千歳
- 羽田ー伊丹
- 羽田ー那覇
値段について
今回搭乗したのは羽田→福岡。ウルトラ先特(75日以上前)のエコノミーだと最安値で1.1万円ほど。
当日空港に行って空きがあれば8000円を追加する事でファーストクラスに乗れてしまいます!つまり1.9万円〜、最初のエコノミー座席の部分をマイルで取った場合はわずか8000円で乗れます。
因みに東京ー博多の新幹線指定席は23150円、グリーン車なら30080円です。
ファーストクラスの楽しみ
ダイアモンドプレミアラウンジ
JALの上級会員かファーストクラスに搭乗する人しか入らないラウンジに入ることが出来ます。
もう一つサクララウンジというラウンジがありますがそれよりも条件が厳しいため、人が少なくゆったりとした時間が流れています。
入場はここから
受付のお姉さんに搭乗券を提示したらいざ、ラウンジへ!!
入口がもう落ち着いた感じで分不相応感がハンパないです笑
中はこんな感じ
JALの飛行機を見ながらゆっくりとした時間を過ごします。
アルコールやソフトドリンク、おにぎり、パンを無料で頂くことが出来ます。
いよいよ搭乗
飛行機に乗り込みます。今回は運良く窓側を取れました。土曜日ですが朝早い便だったので空席が残っていたのかもしれません。
初めてのファーストクラスで興奮していて座席の写真を撮っていたら記念撮影しましょうかとCAさんに声かけられました。
エコノミークラスではあり得ないですね〜
以前、グランクラスに乗った時のことを思い出しました。
ブランケットもちゃんとファーストクラスと書かれていて細かいところに感動!
座席のテーブルにはお品書きが置かれていました。
リクライニングも自動で座り心地も快適です。
暫くすると離陸
食事が運ばれてきます。和定食です。お箸のつつみにもJALのマークが!
~~~~~おしながき~~~~~~~~~
小鉢
鶏治下部煮
切干大根白和え
台の物
鮭西京焼き
俵ご飯(北海道の高級ブランド米「ふっくりんこ」)
味噌汁
香の物 壺漬
フレッシュフルーツ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
飲み物もおかわり自由なのです!グラスもちゃんとJALマーク(^^)
☆アルコール
赤ワイン シャルル・メラ・コート・デュ・ロース・ルージュ
焼酎 森伊蔵〈鹿児島県〉
ビール サッポロ・エビス
アサヒ スーパードライ
キリン 一番搾り
☆ソフトドリンク
アップルジュース / オレンジジュース
野菜生活 国産プレミアム "巨峰"
冷緑茶 "綾鷹(あやたか)"
日本のウーロン茶 "つむぎ"
ペリエ / ミネラルウォーター
ノンアルコールビールテイスト飲料 サントリー ”オールフリー”
☆HOT MENU
コーヒー 「インサ ティエラデントロ」
紅茶 / 煎茶 / ほうじ茶
コンソメスープ
最初は日本酒を頼み、酔ってしまったので次はソフトドリンクに
JALオリジナルドリンク "スカイタイム キウイ" がおいしくてお代わりしちゃいました!
フェリーを積極的に選ぶ理由
私は長距離フェリーが大好きです。
「遅いし、揺れるし、電波はこない」というイメージがある船ですが、積極的にフェリーに乗る理由を書いてみようと思います。
フェリーに乗らない理由
知らない
船という乗り物は電車やバスのように身近ではないですし、飛行機のように定着もしていません。なので、残念ながらそもそも選択肢としてあがってこないことが多いのです。
遅い
確かにフェリーは遅いです。時速にすると40km/hくらい。各駅停車の旅の方がスピード的には速いです。
しかし、多くの長距離フェリーでは一晩かけて目的地まで移動するというものが多くあります。
大洗(茨城)19:45→苫小牧(北海道)翌13:30
小樽(北海道)17:00→新潟(新潟)翌9:00
大阪(大阪)19:50→門司(福岡)翌8:30
寝ていれば着くわけです。そして船内設備は(一部の船を除き)充実しているので船全体が家やホテルのように生活空間になります。良い客室を取ればまさにホテルです。
揺れる
フェリーは確かに揺れます(だって海の上を走っているのですから)。でもほとんど揺れない航路というものは存在します。船内だけを見ればどこかのホテルに泊まっていると思うくらいです。
その航路は瀬戸内航路です。瀬戸内海は四国が防波堤の役割をしていてほとんど波が入って来ません。具体的にはこんな感じです。
名門大洋フェリー : 大阪・神戸〜門司(福岡)
阪九フェリー : 大阪・神戸〜(福岡)
フェリーさんふらわあ : 大阪・神戸〜別府・大分・志布志(九州)
電波がこない
②で挙げた瀬戸内航路であればデッキや窓側に行けば大体電波は来ます。
電波がこないのは沖を走るフェリーです。
例えば新日本海フェリー(京都・福井・新潟・秋田〜北海道)や太平洋フェリー(名古屋〜仙台〜苫小牧)です。太平洋フェリーではところどころ電波はは来ますが新日本海フェリーに至っては航海中全く電波がこなくなります。
これを逆にメリットを捉えてみてはいかがでしょう?海を見ながらボーッとして好きな時に酒を飲む。疲れたらお風呂に入って昼寝をする。
普段の休日にこれをやると「時間を無駄にしてしまった!」という感じがあるのですが船に乗った時は不思議と充実感があるのです。
それは、いつもと違う空間にいるから、そしてダラダラしている間にも「移動」が出来ているからです。
船旅の魅力は?
では船旅の良い点って何でしょう?
結構豪華!
船というとこんなイメージ無いでしょうか?
確かに雑魚寝もあります。一番リーズナブルです。でもランクを上げると個室にする事も出来るんです。
旅館と見間違えてしまうような和室もあります。この部屋は約3万円でした(新日本海フェリー)。移動代と宿泊代セットなので高くはないと思います。
個室を取らなくてもフリースペースも広々としていて楽しいものです。
非日常感
周りが全部海という環境ってなかなか味わう機会が無いのでは?夜行便で天気が良ければ水平線にから登る朝日を見る事も出来ます!
効率的に移動出来る
時間はかかるけど夜間時間帯に移動出来るので意外と効率がいいんです。個室や寝台なら夜行バスのようになかなか寝られないという事もないと思います(興奮して寝られない人を除く)。
お食事も充実
バイキングをやっている船もあればカフェテリア形式の船、ちょっと本格的なディナーが食べられる船もあります。船会社によって色々なのでお気に入りのフェリーを見つけてみるのも面白いかもしれません。
船内イベント
太平洋フェリーでは夕食後にピアノ生演奏のコンサートが開かれたり、新日本海フェリーでは催眠術のパフォーマンスを見たり、
ビンゴ大会をやったりとお客さんが暇しないように色んなイベントをやっています。
暇しないどころか寧ろ忙しくなってしまいます笑。
面白い自動販売機に出会える
ニチレイの冷凍食品やカップラーメンの自動販売機は勿論、ドリアや焼きそばなど普段あまり見ないような自動販売機があります。ただ、そういう自販機が置いてある船はレストランがないことが多いのもまた事実です。
色んな自販機飯を楽しみましょう(笑)!
いかがでしょうか。一人で乗るのも良し、グループで乗るのも良し。あなたの特別な旅行の案にフェリーという選択肢入れてみてはどうでしょうか。
谷川岳山開き号
先週末は谷川岳山開き号に乗ってきました。
谷川岳は群馬県と新潟県の県境のあたりにある山です。かつて遭難者が数多く出て「魔の山」と言われましたが現在はロープウェイが出来、整備されて山頂まで往復するだけ(ピストン)なら上級者向けではありません。
地図で言うとこの辺りです。
23:35 それでは出発!
7/2は谷川岳山開きの日です。それに合わせて年に一度夜行列車が出るのが恒例となっています。北斗星などが無くなり少々さみしくなった上野駅ですが、この7/1は信州カシオペアと谷川岳山開きと2本の夜行列車が上野駅を出発した日でした。
車両はご覧の通り185系。今回は1号車でした。
幕に土合と書かれているのがなんともいいですね。乗っいる鉄道ファンはあまり見かけませんでした。乗車率は3割ほど…当日の天気が雨予報だったので指定券を放棄した登山客が多かったのでしょう。
3:10土合駅到着
駅長さんらしき方々など深夜にもかかわらず盛大な歓迎でした。
それではホームから駅校舎まで長い階段を登山(笑)
3:30頃 上まで登ると山菜汁を配っていたり太鼓で歓迎して頂いたり、今が深夜なのを忘れさせるような光景です。
これが終わると今度は谷川岳ロープウェイの駅方面まで移動です。徒歩10分くらいでしょうか。かがり火のともる道を歩きます。
ここが谷川岳山開きの会場です。再び太鼓の音が聞こえ、その後は山での安全祈願祭が、そして「山を楽しみましょう」といった感じの話がされました。山岳関係、水上町、JR東日本など様々な方がご出席されていました。
式が終わるとここをくぐって一人ひとり安全祈願です。大分、明るくなりましたね。
この後雨が降り出してしまったので登山は中止しました。それでも登って行く人は多かったです。
オマケ)
6:30頃の電車で一駅上野寄りの湯檜曽駅へ向かいます。少し、土合駅側に歩いて行くと鋭角に右に曲がる道があり、そこを登って行くと昔の湯檜曽駅がありました。
今回、谷川岳に登ることは諦めましたが、深夜の土合駅の賑わいと年に一度の山開きイベントというレアな体験が出来たので大変満足でした。